財布

「財布を新調するなら新年が良い」という言葉、どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。
私もなんとなく知っていたのですが、それがどの日を指すのかなど詳しいことは全く分かりませんでした。
せっかくお財布を新しくするなら、それが縁起のいい日だったらより嬉しい気持ちになれそうですよね。
誰かにプレゼントするときに、そんなエピソードと一緒に贈るのも喜ばれそうです。

そこで新年を迎えたこの時期に、お財布を変えるならいつがいいのかということを調べてみました。

 

日本にはお金にまつわる吉日がいくつかあり、その日にお財布を変えると運気が上昇するとも言われています。
それが、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)、天赦日(てんしゃにち)、寅の日(とらのひ)と呼ばれる日。

 

まず、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)について。

この一粒は籾(もみ)のこと。
一粒の小さなもみが万倍にも実る稲穂になるという意味で、古来より種まきに適した日とされてきました。
仕事や商売など何か新しいことを始めるのに最適な日といわれています。
この日に始めたことはやがて大きな成果が上げられると考えられているからです。
さらに、お金を出すこともやがてお金が増えることにつながると考えられていることから吉とされており、
新しいお財布をおろす日としても最適だそうです。

 

一粒万倍日は、ほかの吉日と合わさることでより効果が倍増するといわれています。
特に、最高の組み合わせとされているのが天赦日です。

 

天赦日(てんしゃにち)とは、すべての神が天に昇り、天が万物の罪を赦(ゆる)す日とされ、
最上の吉日と言われています。
これは年に5~6回ほどしかない貴重な日です。
天赦日は様々な障害が取り除かれるので、なにか新しいことや今までしたくてもできていなかったことをこの日に始めるとうまくいくとされています。

今年、最高の吉日である一粒万倍日と天赦日が重なる日は、
1月16日(土)、3月31日(水)、6月15日(火) です。

 

さらにもうひとつお金にまつわる吉日が寅の日(とらのひ)です。
寅の日とは十二支の「寅」にあたる日で、12日ごとに巡ってくる吉日です。
「千里を行って千里を帰る」ほどの力を持つとされる寅。
寅の日にお財布を買ったり使い始めると、お金がすぐに戻って来たりお金を呼んできてくれると言われ、昔から金運を招く吉日とされています。

 

調べてみると、新年だけでなく様々な吉日があること、吉日にまつわるいろいろなお話を知ることができました。
こんなふうに縁起を担いでみるのも楽しいですね。
私も長年使ってきたお財布をそろそろ新しいものにしたいなあと思っていたところです。
新しいお財布を買っておいて、使い始める日を吉日に合わせるのもいいかもしれません。

みなさまもよろしければ参考にしてみてくださいね。