スタッフS

 

娘の幼稚園の春休み中、春ならではの遊びをしたいと思い、家族でいちご狩りに出かけました。
この春に年長さんになった娘は、果物の中ではいちごが特別大好き。
かわいいもの好きな娘なので、いちごの味はもちろん、
ころんとした真っ赤な実の愛らしさにも惹かれているのかなと思います。

今回いちご狩りに訪れたのは、農園紀の国(きのくにファーム)さん。
こちらは、和歌山県の海岸沿いの中央部に位置する御坊市名田町にある農園。
南国和歌山の中でもとくに温暖で、農業や漁業が盛んな地域だそうです。
農園では、70数棟のビニールハウスが立ち並び、いちごやメロン、スターチスなど、
四季折々でいろいろな作物を栽培していらっしゃいます。
この日も、いちごが栽培されているビニールハウスに案内してもらう途中、
きれいに咲いた色とりどりのスターチスの花を見ることができました。

 

 

いちご狩りは40分食べ放題、自分で摘んだ新鮮な完熟いちごをその場で食べることができます。
いちごは立ったまま摘みとれる高設栽培で、いちごに土がつかないので清潔です。
こどもでも簡単に摘むことができました。
車椅子やベビーカーでの入園も可能だそうです。

ビニールハウスには3種類のいちごが栽培されており、それぞれの味の違いを楽しむことができます。

「まりひめ」
和歌山県のオリジナル品種。
親である「さちのか」のコクと酸味、「章姫」の香りと甘みを受けつぐ、“いいとこどり”のいちごです。

「章姫(あきひめ)」
甘い香りが圧倒的。
酸味が少なく、さっぱりした甘さで果汁たっぷり。

3種類目のいちごはその日に案内されるハウスごとに種類が変わり、
私たちは「おいCベリー」という品種でした。
こちらも甘くて美味しかったです。

 

 

大きなビニールハウスに入ると、一面にいちごがたわわに実っています。
鮮やかな緑の葉と白くて可愛い花の中に、真っ赤ないちごがつやつやと光ってとてもきれい。
娘にとってはこの日が初めてのいちご狩り。
最初は自分でちゃんといちごが摘めるのか心配だったようですが、
美味しそうないちごを目の前にして大はしゃぎ。
自分でどんどん摘み取ってはもりもりと食べていました。
3種類のいちごは味わいもそれぞれ違うので、食べ比べるのが楽しかったです。
どのいちごもみずみずしくて甘くて、私もどんどん食べてしまいました。
娘はまりひめがお気に入り、私は章姫がとくに好きな味でした。

そして、大きなパックに自分で摘み取ったいちごを詰めて持ち帰れるとのことで、
後半はいちご摘みに夢中に。
大きくて赤く熟したいちごを探して摘んでいきます。
こぼれない程度にたくさん詰めて、山盛りのいちごが800円とお得でした。

さらに、農園の入り口にある売店ではパックにきれいに詰められた真っ赤ないちごや、
ちょっとめずらしい白いいちごなどのお土産も売られています。
こちらでも一パック購入し、帰り道の車の中は甘いいちごの香りでいっぱいに。
明るい春を満喫できた一日でした。

 

 


農園紀の国(きのくにファーム)

TEL:0738-29-3070