スタッフS

 

 

 

今年の春、家族で和歌山市にある四季の郷公園へ行ってきました。
ちょうど桜が満開の頃で、お花見も兼ねてのお出かけです。

緑あふれる広々とした公園には、ずらりと桜並木が。
この日はお天気も良く、気持ちのいいお散歩日和。
毎年恒例にしている、桜の花を背景にしながら夫が娘を高く抱き上げて撮る写真は、今年も無事に撮影することができました。
絶賛成長中の娘なので、来年の桜の季節は果たして持ち上げることができるでしょうか。
桜の木の隣には藤棚があり、紫の美しい花が咲き乱れる時期も楽しみです。

遊具はそんなに多くないのですが広い公園なので、ボールなどで遊んでいる家族連れもちらほら。
小さなお子さん向けの滑り台やぶらんこなどの遊具も少しあります。
自然の中、ゆったりとピクニックを楽しむのもよさそう。

 

四季の郷は以前からある公園なのですが、2020年の夏、「道の駅 四季の郷公園 FOOD HUNTER PARK」が公園内にオープンしました。
自然と寄り添い、自然から学ぶ。
できるだけ、既存のモノを再活用する。
持続可能な取り組みをめざす。
をコンセプトに、さまざまな楽しみを提供してくれる場所。
道の駅ならでは、和歌山県の美味しいものや特産品が買えるお店もあります。
囲炉裏のそばでバーベキューを楽しんだりも。
こちらではジビエなどの地元食材も味わえるそうですよ。
農家さんの指導のもと、野菜を育てる農業体験もできます。
去年、友人の小学生のこどもがここに通って野菜を育てていたのですが、土を触って、種を植えたり水やりをしたり、間引き菜をその場で食べてみたり、普段はなかなかできないような貴重な体験ができたようです。

桜を堪能したあとは、お昼ごはんを食べに「火の食堂」へ。
手作りの大きな竃(おくどさん)で、自分たちで精米して炊いたご飯と一緒に、発酵発祥の地といわれる和歌山ならではの地元の味噌や醤油梅酢、梅酢などをきかせたおかずが味わえるこの食堂。
もともと公園にあった木造の建物の佇まいをいかし、内装をリノベーションした場所だそうです。
中央にはナナミノキの大木が全体を見守るように立てられ、その周りには大きなダイニングテーブルが。
食堂やカフェ、ベーカリーがあり、様々な火を感じる料理やドリンクが楽しめます。
火の食堂のメニュー開発に協力してくれたのは、映画「かもめ食堂」「南極料理人」や、ドラマ「ごちそうさん」「深夜食堂」などの料理を手がけた料理研究家の飯島奈美さんだそうです。

私はお米の美味しさを堪能できる卵かけごはんと豚汁のセットを注文。
夫はスパイシーな味わいのスープカレーを。
娘はこどもセット。ご飯としらすと海苔、豚汁のセットです。
デザートにはショートケーキ仕立てのタルトスコーン。
さっくりした香ばしいタルトに、濃厚な甘さのいちご「まりひめ」と生クリームをデコレートしています。
そしてすっきり爽やかな甘さの梅ソーダ。
美味しくてお腹いっぱい、満足なお昼ご飯でした。

和歌山に新たに誕生した素敵なこの場所。
また違う季節にも訪れてみたいと思います。

 


 

四季の里公園 FOOD HUNTER PARK