5月も後半になり、ポカポカ陽気で
初夏の風が心地よい日も増えてきましたね。
この時期になると、そろそろ店先に梅が並ぶ頃。
「梅しごと」の季節がやってきます。
梅しごとは、梅が旬を迎える季節に
自家製の梅シロップや梅酒などの保存食を作ることです。
恒例行事として、毎年仕込んでいる方もおられるのでは。
まだ挑戦したことがない方は、
梅のさわやかな甘い香りに包まれながら、
仕込みを始めてみませんか。
疲労回復効果のある梅は、夏バテ予防にもぴったり。
今のうちに仕込んでおけば、真夏のうれしいお楽しみになりそう。
今年こそは挑戦してみたいという方のために、
梅シロップや梅酒の簡単なレシピをご紹介します。
梅シロップのレシピ
【用意するもの(作りやすい分量)】
・青梅・・・1kg
・氷砂糖・・・1kg
・保存瓶・・・3~4L容量のもの
【作り方】
①梅と保存瓶の下処理
梅を洗う前に、梅の黒いヘタを1つずつ取り除く下ごしらえを行います。
すべて取り除けたら、ボウルなどに移して梅を洗って水気を切ります。
瓶はきれいに洗ったあと、熱湯で殺菌してよく乾かしておきましょう。
②保存瓶に梅と氷砂糖を入れる
保存瓶の中に下処理した青梅と氷砂糖と交互に入れます。
保存瓶は日の当たらない冷暗所においておきましょう。
1日経てば、氷砂糖が少しだけ溶けて汗をかいたようになります。
③梅シロップの完成時期
しっかり風味の出てきた2~3週間後くらいから
梅ジュースなどで楽しむのがおすすめです。
かき氷のシロップとして使ったりするのもいいですね。
梅酒のレシピ
【用意するもの(作りやすい分量)】
・青梅・・・1kg
・氷砂糖・・・700g~1kg
・ホワイトリカーや焼酎・・・1.8L
・保存瓶・・・3~4L容量のもの
【作り方】
①梅と保存瓶の下処理
梅を洗う前に、梅の黒いヘタを1つずつ取り除く下ごしらえを行います。
すべて取り除けたら、ボウルなどに移して梅を洗って水気を切ります。
瓶はきれいに洗ったあと、熱湯で殺菌してよく乾かしておきましょう。
②保存瓶に梅と氷砂糖入れ、ホワイトリカーや焼酎を注ぎ入れる
保存瓶の中に下処理した青梅と氷砂糖と交互に入れ、
そのあとに、ホワイトリカーや焼酎を注ぎ入れます。
保存瓶は日の当たらない冷暗所においておきましょう。
③梅酒の完成時期
3か月以上寝かせたら、おいしく飲めるようになります。
ちなみに、そのあとは何年でも保存できますよ。
自家製の梅酒で、晩酌のひとときがもっと楽しくなりそう。
梅しごとにぴったりの保存瓶などおすすめのアイテム
フィドジャー/Bormioli Rocco(ボルミオリ・ロッコ)
テーブルブーケがそのまま活けられる リューズガラス カラフェ/shesay
CAST ダブルウォール ロックグラス 250ml/KINTO
仕込んだ梅の出来上がりを待ちながら、
日々眺めるのも楽しみのひとつに。
台所にいくつか並べてみるのもいいですね。
いつもの風景にきっと豊かな彩りを添えてくれるはず。