12月になり、わが家でもクリスマスツリーを飾りました。
オーナメントをつけるのを楽しみにしていた娘は、にこにこしながら飾りつけ。
まだ彼女の手の届かない上のほうは私の担当です。
そして完成したツリーを娘は満足げに眺めていました。
ちなみに、サンタさんからのプレゼントは毎年このツリーの下に置かれています。
サンタさんには欲しいものをリクエストしたお手紙を書きました。
娘はまだひらがながうまく書けないので、私が薄く書いた下書きの文字をなぞって。
今年のクリスマスにはお姫様のドレスが届く予定です。
ここ数年は冬が近づくと、お花屋さんに行って針葉樹の枝ものを買います。
深いグリーンの枝をさっと飾っておくだけでもクリスマスの雰囲気が味わえます。
枝ものはとても長持ちするのでインテリアに重宝します。
さらに壁には緑の葉と松ぼっくり、白い実のリースを飾ります。
海外のお家では玄関ドアに大きなリースを飾っているのを見かけますが、とても憧れます。
ツリーも生木だったりして素敵ですよね。
今年はリビングの窓に娘がクリスマスデコレーションのシールを貼ってくれました。
自由に貼るのが楽しかったようです。
そしてクリスマスの時期には家族でイルミネーションを見に行きます。
冬の間、和歌山マリーナシティで開催される「フェスタ・ルーチェ」という、
夜の遊園地やヨーロッパの街並みを再現したエリアが美しい光で彩られるイベントです。
初めて行った年、娘はまだ2歳。
光と音の出る仕掛けを怖がり、あまりイルミネーションを楽しめませんでした。
4歳の去年は一転、自分からぐいぐいとあちこちのイルミネーションを見てまわり、
会場に流れるアップテンポな音楽に乗ってぴょんぴょんとダンスをしたり大はしゃぎでした。
ライトアップされたメリーゴーラウンドに乗ったり、観覧車からイルミネーションを見渡したりも。
自分がこどもの頃の「夜のお出かけ」ってどこか非日常でワクワクした記憶があります。
キラキラした夢の世界のような場所に出かけたこの日のことも、
娘の楽しい思い出のひとつとしてぼんやりとでも残ってくれたらいいなと思います。
「クリスマスだいすき!」と、娘が最近よく言います。
そのなんだか楽しくてウキウキする感じ、とてもよく分かります。
私が小さい頃もクリスマスツリーの飾りつけはワクワクしたし、いつもよりちょっと豪華な食卓や、
母が作ってくれた生クリームのケーキも覚えています。
なにも特別なことがなくても、素敵に飾られた町を眺めたり、プレゼントを待ち望むこどもを見ていると、
ほんのり温かくて幸せな気持ちになる。
こどもの頃も、大人になった今も、クリスマスは素敵な日です。